2019年10月9日(再放送は10月11日、10月14日)の放送は、土井善晴さんの「お料理の自由帖」です。今回はその中から「ゆで豚」を使った「おからのリエット」を実際に作ってみた!
[ゆで豚 ◎1760kcal/全量 ◎塩分0.5g/全量 ◎調理時間2時間30分(冷ます時間と冷蔵庫におく時間は除く。)
おからのリエット ◎490kcal/全量 ◎塩分1.4g/全量 ◎調理時間20分(粗熱を取る時間は除く。)]
リエットとは、パテのようなフランス料理のことだそうですよ。
でも、肝心のお味は・・・
材料(2人分)
用意した材料はこんな感じ。おからはスーパーでも売っていますよ。
引用元:きょうの料理2019年10月号[雑誌]
ゆで豚(つくりやすい分量)
・豚バラ肉(塊) ・・・500g
・おから ・・・120g
おからのリエット(つくりやすい分量)
・ゆでおから※ ・・・全量
・ゆで豚 ・・・約30g
・ゆで汁※ ・・・カップ1
●塩・黒こしょう(粗びき)
作ってみた!
「ゆで豚」を作る。
1.鍋(直径22cmが目安)に湯カップ12(2.4ℓ)を沸かす。
2.鍋に豚肉、おからを入れてひと煮立ちさせてアクを取り、
湯がきれいに対流するくらいの火加減で豚肉が柔らかくなるまで1時間30分~2時間ゆでる。浮いた脂はラードなので、取らずに残します。
ゆでたての豚肉とおからのゆで汁
どうぞここで味見してください。ゆでたての豚肉は格別です。柔らかいので厚切りで楽しめます。アツアツのゆで豚を食べたら、おいしくてほかの料理ができなくなるので、倍量ぐらいつくられてもよいでしょう。
!! 豚バラを煮たのに、煮汁がサラサラしているのに驚きです。
!! 味見をしたら、滋味深くて、本当に美味しかった・・・ここで食べすぎ注意ですね。
3.そのままおいて粗熱が取れるまで冷まし、さらに一晩冷蔵庫に入れる。
※冷蔵庫に入れた鍋から、肉を取り出す。
ざるに堅く絞ったさらしのぬれ布巾を広げてゆで汁をあけ、布巾をギュッと絞っておからとゆで汁に分ける。ここから各材料を必要量取り分ける。
「おからのリエット」を作る。
1.ゆで豚は細かく刻む。
2.鍋に1とゆでおから、ゆで汁、塩小さじ1/4弱を入れて中火にかけ、
木べらで前ながら水分がほとんどなくなるまで煮詰める。
3.粗熱が取れるまで冷まし、器に盛る。黒こしょう適量をふり、好みで青ねぎ(小口切り/分量外)をふる。パンなどにのせて食べてもよい。
食べてみた!
この日は、フランスパンに塗っていただきました。
おからという感じは全くありません。豚の旨味がたっぷり詰まったパテで、パンにはよく合いますね。
こんな美味しいおからを捨てるのはモッタイナイので、ゆで豚を作ったら、是非、リエットも作ってくださいね。
あと、オススメのポイントは、このゆで豚だと、豚肉も煮汁もサラサラしているので、洗い物がとてもラクチンですよ。
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★★★
この日は、他に「ゆで豚の香味しょうゆ」「豚バラ肉の煮つけ」が紹介されました。