2018年5月10日(再放送は5月11日、5月14日)の放送は、栗原はるみさんの「楽しい定番ごはん」です。今回はその中から「煮豚 梅風味」の作り方を紹介します。

[400kcal(1人分) 調理時間2時間]
ほうじ茶で煮ることで、豚肉の脂っぽさが抜けるそうです。梅干しを加えて、さらに旨味も加わります。
でも、肝心のお味は・・・
材料(4~6人分)
用意した材料はこんな感じ。 材料費は半量で700円くらいです。

引用元:きょうの料理2018年5月号[雑誌]
・豚肩ロース肉(塊) ・・・1kg
・ほうじ茶の葉※ ・・・2g
・A
・酒 ・・・カップ1/4
・しょうゆ ・・・大さじ3~4
・砂糖 ・・・大さじ1
・梅干し ・・・・2~3コ
・フレンチマスタード ・・・適宜
・サラダ油
※お茶やだし用パック(不織布タイプ)に入れる。
作ってみた!
1.鍋にカップ8の湯を沸かしてほうじ茶の葉を入れ、弱めの中火で3~5分間煮出して取り出す。渋みが出るので、あまり濃くなりすぎないように。

2.豚肉は縦半分に切る。フライパンにサラダ油少々を強火で熱して豚肉を入れ、4~5分間焼いて全面に焼き色をつける。

3.2の豚肉を厚手の鍋(直径約22cm)に移し、1のほうじ茶をかぶるまで加えて火にかけ、煮立ったらアクを取り除く。

4.Aと梅干しを加え、紙ぶたをして中火で1時間10分~1時間20分間煮る。鍋の大きさや厚さによって煮る時間は変わります。様子をみながら調整してください。落としぶたは、オーブン用の紙を鍋の口径より少し小さめの円形に切り、真ん中に穴をあければでき上がり。

さらに上から鍋のふたをして少し火を弱め、約10分間煮てふっくら仕上げる。

5.煮豚を鍋から取り出し、ふたをせずに煮汁を約5分間煮詰め、軽くとろみがついたら火を止める。

6.煮豚を食べやすく切って器に盛り、煮汁をかける。好みでフレンチマスタードを添える。※煮豚は、煮汁と分け、冷蔵庫で約3日間保存可能。残った煮汁の活用法は以下参照。

ごぼうと煮豚の炒め物(2人前)
ささがきにしたごぼう1~2本分を冷めた煮汁の表面に固まったラード(またはサラダ油)適量でよく炒め、油が回ったら細切りにした煮豚100gと煮汁大さじ2~3を加え、炒めて味をしみ込ませる。好みで粉ざんしょう少々をふる。温かいごはんにのせるのもおすすめ。

!! 煮豚を少しと煮汁を残しておけば、次の日の一品もできてしまいます。
食べてみた!
この日は、春キャベツのごまコールスロー、ご飯、味噌汁と一緒にいただきました。

お茶で煮ると、本当に油っぽさが抜けるんですね。あっさりしているので、いくらでも食べられそうです。
煮汁の梅の風味はほのかに香る程度ですが、旨味が増して深い味になっていました。添えたフレンチマスタードともよく合います。
調理時間はかかりますが、ほとんど放置しておけば良いので、簡単ですよ。
煮汁は捨てるのはモッタイナイので、ごぼうと煮豚の炒め物もぜひ作ってほしいですね。こちらも深い味で美味しかったです!
★★★
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