2017年7月18日(再放送は7月19日)の放送は小林まさみさんの「新 家庭料理の定番60」です。今回はその中から「夏野菜のだしびたし」を作ってみました。

暑い夏には、冷蔵庫でよ~く冷やした「揚げびたし」が食べたなくなります。でも、暑い日に揚げ物って、作る方は地獄ですよね・・・こちらのレシピは、①だしを取らない②油で揚げない、ということで作りやすそうです。
また、鶏ささ身が入っているので、がっつりと主菜になりそうですよね。
でも、肝心のお味は・・・
材料(つくりやすい分量)
用意した材料はこんな感じ。材料費は500円程度でした。

引用元:きょうの料理2017年7月号
・なす ・・・2コ(160g)
・エリンギ ・・・(大)1~2本(100g)
・甘長とうがらし ・・・6~7本(100g)
・鶏ささ身 ・・・3本(140g)
・A
・水 ・・・カップ1 1/2
・削り節 ・・・5g
・みりん ・・・大さじ2
・しょうゆ ・・・大さじ2
・塩 ・・・大さじ1/2
・サラダ油、ごま油、片栗粉
作ってみた!
1.ナスはピーラーでしまむき(縦にしま模様になるように皮を残してむく)にし、ヘタを切って縦に四つ割りにする。

!!冷蔵庫に残っていた1本を使いました。しまむきしておくと、火が通りやすいそうです。
エリンギは縦に4~8等分に切る。

!!2本使いました。大量ですが、炒めるとしぼむので大丈夫です。
甘長とうがらしはヘタの先を少し切り、縦に1本切り目を入れる。鶏ささ身は筋を取り、縦半分に切る。

!!縦に一本切れ目を入れるって知らなかったです。これで大きくてもクタッとなるんですね。
鶏ささ身は筋を取り、縦半分に切る。

!!ささ身は3本135円と激安でした。これで高たんぱく程カロリーなのですから、使わない手は無いですよね。
2.フライパンにサラダ油大さじ3とごま油大さじ1を入れ、強めの中火で熱する。ごま油を足すことで、揚げなくても味にコクが出る。

3.エリンギ、甘長とうがらしを入れ、こんがり色づくまで3分ほど炒める。

火が通ったものから網をのせたバットに取り出す。

!!これは驚き。多少多めの油で炒めただけなのに、天ぷら店に来たような香りがします。これは期待できそうです。
同じフライパンでなすを2分間ほど炒め、取り出す。なすはフライパンが十分に熱くなった最後に炒めると、油を吸いすぎずおいしく仕上がる。

!! いきなりナスを油に入れると、すぐに全ての油を吸ってしまいますもんね。最後に炒めるのはナイスアイデアですね。
4.鶏ささ身にかたくり粉適量まぶしてフライパンに並べ、2~3分間ほど火を通す。

!!ちょっと筋切りに失敗して、ボロボロになってしまいました・・・ちゃんと筋切りの方法を覚えないとですね。
5.バットに3と4を広げる。

!!この時点で、もう美味しそうです。
6.鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせて5にかけ、味がなじむまで20分以上おく。削り節は入れたまま、野菜にからめてむだなく。

!!だしを取らないでいいのも時短ですよね。フライパンに鶏ささみの肉片がボロボロついてしまっていたのですが、だしを作っている過程でキレイに溶けました。フライパンを洗うのも楽だったので、それも、ちょっとした時短になりました。
食べてみた!
この日は、いんげんの胡麻和え、ワカメの酢の物、レンジラタトゥイユ、すぐき漬け、玉ねぎとワカメの味噌汁と一緒に、野菜三昧の食事となりました。

揚げていないのに、ちゃんと「揚げびたし」の味になっていました。サラダ油にごま油を入れるだけど、こうも違うんですね。驚きです。安い鶏ささ身でも香ばしくて美味しかったです。
「揚げびたし」は大好きなのですが、揚げ物は油の処理が面倒なため、敬遠しがちでした。このレシピは、だしを取る手間も省けるので、超時短「揚げびたし」ですね。とても気に入ったのでこの評価です。
★★★
この日は、他に「レンジラタトゥイユ 」「レンジゴーヤーチャンプルー」が紹介されました。