2021年5月17日(再放送は5月18日)のNHKきょうの料理は、一流料理人にプロの技を教わるシリーズ「プロ直伝!」。2回目の今回は、中華料理の達人である井桁良樹さんに習う「青椒肉絲(チンジャオロースー)」を実際に作ってみた!
[◎380kcal ◎塩分2.2g ◎調理時間20分]
市販の調味料とは少し違った、プロの味の青椒肉絲ですよ。
でも、肝心のお味は・・・
材料(2人分)
用意した材料はこんな感じ。 材料費は500円くらいです。
引用元:きょうの料理2021年5月号[雑誌]
・ピーマン ・・・4~5コ(200g)
・豚ロース肉(しょうが焼き用) ・・・120g
・A
・溶き卵 ・・・大さじ2
・紹興酒(または酒) ・・・小さじ1
・しょうゆ ・・・小さじ1/3
・塩 ・・・1つまみ
・こしょう ・・・少々
・B
・チキンスープ※ ・・・大さじ2
・しょうゆ ・・・小さじ1
・水溶きかたくり粉※※ ・・・小さじ1/2
・ごま油 ・・・小さじ1/2
・砂糖 ・・・小さじ1/3
・塩 ・・・1つまみ
・こしょう ・・・少々
・しょうが、にんにく(各みじん切り) ・・・各小さじ1
・甜麵醬(テンメンジャン) ・・・小さじ2
●かたくり粉・サラダ油
※顆粒チキンスープの素(中華風)を表示どおりに湯で溶いたものでもよい。
※※かたくり粉を同量の水で溶いたもの。
作ってみた!
[下ごしらえをする]
1.ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、繊維を断ち切るように斜めに細切りにする。口当たりがよく、食べやすくなるよう、繊維を断ち切る。
!! 縦だと切りにくく、横だと短すぎるので、斜め切りがちょうど良いですね。
2.豚肉は長さを半分に折り、長い辺の端から細切りにする。半分に折ると、長い細切りにしやすい。
3.ボウルに豚肉を入れてAを加え、もみ込んで下味をつける。かたくり粉小さじ1、サラダ油小さじ1を順にもみ込む。かたくり粉は口当たりをよくするため、サラダ油は油通しの際に肉同士がくっつかないようにするために加える。
4.Bは混ぜ合わせておく。手早く炒めるため、合わせ調味料は混ぜておく。
[豚肉を油通しする]
5.フライパンにサラダ油カップ1/2を入れ、中火で焼く1分間熱して3の豚肉を加える。木べらでほぐしながら30秒間ほど油通しをし、低温の油の中で豚肉をゆでるイメージ。表面の色がうっすら変わるくらいが目安。
ボウルに重ねたざるにあけて油をよくきる。
[炒める]
6.5のフライパンをきれいにし、サラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、1のピーマンを香りが出るまでよく炒める。よく炒めると、ピーマン特有の苦みもやわらぐ。炒めるときの火加減は、最後まで強めの中火で。
7.全体に油が回ったら、しょうがとにんにくを加えて炒める。香りがたったら甜麺醤を加えて炒め、さらに香りを引き出す。甜麵醬は合わせ調味料より先に加え、炒めて香りを引き出す。
8.5の豚肉を加え、Bを再びよく混ぜ、少しずつ加える。合わせ調味料は一度に入れると仕上がりがべチャッとする。少しずつ加え、まんべんなく味を行き渡らせる。
全体に味をからめながら、サッと炒め合わせる。
食べてみた!
この日は、サラダ、ご飯、たまごスープと一緒にいただきました。
青椒肉絲というとオイスターソース味と思っていましたが、このレシピは甜麵醬ベースなので、味噌味っぽい味付けです。もちろん、白飯が進む味ですよ。
縦に細切りした豚肉は長いので、箸で取りやすく、食べやすいですね。油通しの効果でなめらかでした。
しょうがとにんにくは味付けの前に入れるので、出来上がり時にも風味が十分に残っていて、本格的な味付けでしたよ。プロっぽい味です!
★★★
この日は、他に「トマトと卵の炒め物」「じゃがいもの黒酢炒め」が紹介されました。